日本の武士道を表す7つの言葉 「1.義」「2.勇」 (1/6)

武士道 義と勇

新渡戸稲造は、武士道を7つの言葉で表しました。

義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義です。

ここでは、「」と「」についてです。

義という字は、「正義」という単語にも使われているように、道徳にかなった正しい行いを意味します。

歴史上に人物の名前にも「義」が多く用いられていますね。

勇という字は、「勇気」という単語にも使われているように、何事も恐れないことを意味します。

これからの日本を担っていく子供たちには、勇気を持って、正しい道を進んで欲しいです。

そのためには、大人が「義」と「勇」のお手本を見せなければなりません

 

日本の報道のあり方に疑問

親が子を殺めたり、逆に子が親を殺めたり、人が人を殺めたり、義に反する事件が後をたたず、それをメディアがこぞって大々的に報道しています。子供たちも見聞きしているでしょう。

それを見て子供たちは、どのように感じてるでしょうか?

ないとは思いますが、「人を殺してもいいんだ」と錯覚してしまわないか心配です。

殺人事件や傷害事件を根掘り葉掘り調べて報道して、一体それに何の意味があるのでしょうか?

テレビや新聞などの放送局は、人が殺されるような報道に力を入れるのではなく、「義」や「勇」に関する内容についてもっと精力的に放送して欲しいものです

 

 

(1)義・勇

「義」とは、正しい道のことです。「勇」とは、勇気があること。勇ましい、臆病ではないこと。また、どんな時でも冷静でいられること、がまん強いことも勇に含まれます。

「義」と「勇」は強いつながりがあります。なぜならは、正しい道を行うには、「勇」のような強い心が必要だからです。

実際の例で考えてみるとわかりやすいでしょう。

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みなさん、次の場面に出会ったとします。

クラスの気の弱いAくんが、力の強いB君たちのグループに、いつも、いじめられています。

あなたはどうすることが正しい行いだと思いますか。
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「いじめをやめさせること」ですね。

でも、それをすぐに実行に移せますか。なかなか、勇気のいることですね。なぜならば、いじめをやめさせたことによって、今度は、自分がいじめられてしまうかという恐れがあるからです。

恐れ、恐怖はだれでもいやなことです。でも、それを克服しなければ正しい行いを実行することができません。やはり、勇気が必要です。

正しい行いをしなければならないのにしないことを、中国の孔子という人は、

「義を見てせざるは、勇なきなり」

という言葉で表しました。

では、武家の親は、子供の「勇」を育てる為に、どんなことをしたと思いますか。

① 親が、勇気をもって行動して手柄を立てた物語、つらさに耐えて立派な人に成長した話を繰り返し聞かせた。

② 子供が痛みで泣いていると母親は、「これしきの痛みで泣くとは、なんという臆病者。戦場で腕を切り落とされたらどうする。切腹を命じられたらどうする」と言って励ましました。

③ 冬の早朝に、師匠の元へ、裸足で通わせた。

④ 処刑場、墓場、幽霊屋敷へ出かけ、肝試しをした。

⑤ 首切りを見に行かされた。夜遅く、一人でその場所に行かされ、証拠の印をつけてこさせられた。

今ではとても考えられないことをしたのですね。

引用 奇跡の国ニッポン

 


 

 

 

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